研修概要

 本研修の目的は,誤解無く読み手の行動を引き出せる文書が書けるようになることです。
文書作成スキルは,通常は社会に出て,先例に倣ったり,上司の指導を受けたり,お客様の指摘を受けたりしながら経験的に学んでいきます。
経験的に学ぶことは重要ですが,長い年月を要したり,人によってばらつきが出たりします。
 本研修では,先ず実用文書作成のための原則を学びます。実用文書には報告書,依頼書,議事録,eメール,論文などがあり,
それぞれに共通する原則,固有の原則があります。
次に原理・原則に基づいて他人の文書を評価し,最後に評価した文書を自分自身のものとして書き直します。

到達目標

・正確で分かりやすい文書が書ける。
・原則に基づき,自分自身および他人が書いた文書の良し悪しが判断できる。
・学会・研究会で採択される論文概要(アブストラクト)が書ける。

プログラム 9:30~16:30 < 昼食休憩 12:00~13:00 >

1.なぜ実用文書作成スキルが必要か?
2.実用文書作成スキルの原則
  1)共通原則
  2)文書種類別原則(報告書,依頼書,議事録,eメール,論文)
  3)演習(自分の文書の評価・訂正)
3.「これは面白い!」文書の要件・パターン
4.全体演習(課題に従いゼロから文書作成)
5.まとめ

研修受講料助成制度

東広島市:ものづくり技術高度化研修事業助成対象です。

呉市:中小企業人材育成研修費補助対象です。