ねらい

 ものづくりに取り組み、製品の品質確保、品質向上を目指した活動を進めるためには、取り扱う素材・材料の情報を得て、
正しく理解しておくことが求められます。製品開発の課題や品質問題の解決に取り組む上で基礎となる「品質管理」の全般的な考え方と、
取り組みに新たな視点を与えてくれる分析方法、結果の解釈方法について、分析事例を交えてご紹介します。
さらに走査電子顕微鏡(SEM),フーリエ変換赤外分光光度計(FT-IR)の実機を用いた実習により理解を深めます。
 皆さんの取り組みをレベルアップする有効な手法として、材料分析を活用する最初の一歩を踏み出しましょう。
(当日はサンプルをご持参下さい。講師と分析結果について個別に打合せる場を設けます)

プログラム 9:30~16:30 < 昼食休憩 12:00~13:00 >

 9:30~10:20 品質管理について(管理ポイント、課題・問題解決の進め方)
10:30~11:20 品質管理と材料分析(問題点をつかむ、素材の特徴を調べる)
11:30~12:00 分析技術説明(走査電子顕微鏡(SEM)、フーリエ変換赤外分光光度計(FT-IR)を中心に分析手法を知る)
〈昼食休憩〉
13:00~13:40 適用事例紹介(どんなことに使えるのか)
13:50~16:00 実習・設備見学(装置を操作・材料分析してみる) ・・・その場で分析結果についてワイガヤする
16:00~16:30 質疑応答

研修受講料助成制度

東広島市:ものづくり技術高度化研修事業助成対象です。

呉市:中小企業人材育成研修費補助対象です。