ねらい
リスクマネイジメント(RM)のために、不具合再発防止のを目的とした標準化と、不具合未然防止を目的とした
FMEA/FTA&品質工学(タグチメソッド)をどのように組み合わせて適用すれば良いのか、その方法論を提供します。
さらに、RMに多大の工数をかけたのでは、本末転倒です。
リスクマネイジメントと設計開発の期間短縮・工数削減とを高度に両立させた設計品質の作り込み方法を学ぶことができます。
プログラム 9:30~16:30 < 昼食休憩 12:00~13:00 >
(1)はじめに
① 従来技術で設計開発できる商品と新技術を折り込んだ商品との設計開発活動の違い
② フィードバック型設計とフィードフォワード型設計
③ 目標管理型開発活動とリスクマネイジメント型開発活動
(2)従来技術商品の不具合防止のための標準化による設計品質の見える化
① 設計品質の見える化のツールとなる機能系統図・設計標準・試験標準
②機能系統図と設計標準・試験標標準のリレイションチャートによる設計品質の見える化
(3)新技術商品の不具合未然防止のためのFMEA/FTA
① 設計FMEA対象の抽出方法
② 設計FMEA対象において発生する可能性のある不具合事象の予測方法
③ 予測された故障モードの原因となる可能性のある故障原因の予測方法
④ 予測された故障原因に対する事前対応策
(4)新技術商品の不具合未然防止のための品質工学的アプローチ
① FMEA/FTAの限界を補うための品質工学的アプローチ
② トライアンドエラーから設計段階でロバスト性を確保するという考え方への転換
③ 品質特性毎の最適設計から基本機能による最適設計への転換
④ 最適設計にたどり着くまでの開発工数を大幅に削減できる直交表の役割
⑤ 最適設計にたどり着くまでのプロセスが正しかったかどうかを明らかにする検査方法
(5) おわりに