ねらい

 企業が顧客から信頼を得るための最大の要件は《品質に対する信頼性の確立・維持》です。
品質は全ての従業員の参加のもとに作りこまれ、維持されるものです。自分達の関わる工程での品質作りこみと、正しい評価の積み重ねの結果、信頼される製品が提供可能となります。
 本研修では、品質管理に対して特別な教育を受けていない人を対象に、品質とは何か、品質管理の目的は何かという本質的な理解から、品質管理を行うための基本要件、品質管理の代表的な手法、品質の評価に至る一連の基礎知識を習得することをねらいとしています。

プログラム 9:30~16:30 < 昼食休憩 12:00~13:00 >

1.品質とは・・・品質の本質を理解する
2.品質の分類
3.品質管理とは・・・管理する目的を理解する
4.良い仕事をするための品質管理の要素・・・品質を作り込むための10の基本要件を理解する
5.工程とプロセス
6.品質管理の手法、QC七つ道具・・・品質を管理/改善するための基礎的な手法を理解する
7.データに基づく分析・・・母集団からのデータ採取方法やデータの扱い方を理解する
8.品質の評価・判定・・・作り込んだ品質を評価して合否を判定する考え方を理解する
9.良い製品づくりのための心構えと行動・・・良い品質を維持するための社員の行動様式を理解する
10.まとめ 

◆理解を深めるために、一部QC七つ道具,データの扱いに関する演習を行います。      

研修受講料助成制度

東広島市:ものづくり技術高度化研修事業助成対象です。

呉市:中小企業人材育成研修費補助対象です。