ねらい

人の動作改善の考え方/取組み方を理解し、動画の活用による自職場の作業改善演習を通じて、実践的で効率的な生産性向上につなげます。
現在では身近にあるスマートフォン、Microsoft Excelを活用するので誰でも簡単に動作分析をする手法を習得できます。
1日目の終了時には作業のムダ削減のテーマを各受講者で設定して持ち帰り、実践して頂きます。
2日目には取組み結果を持ち寄り報告・協議をし、改善計画から歯止めまでのプロセスを習得します。

到達目標

・日常的に人動作の改善が出来るスキルを身に付ける。
・受講者による報告・協議を繰り返し、効果の確認、歯止めまでの改善プロセスの実践力を習得する。

プログラム 9:30~16:30 < 昼食休憩 12:00~13:00 >

 1日目 2024年2月7日(金) 

1. 生産性とは(講義)
(1) 生産性の定義
(2) 生産性と人動作の関係

2. 人動作の改善の進め方(講義)
(1) 現状調査:動画活用、作業山積表のポイント
             演習1~サンプル動画①-作業山積表の作成
(2) 分析の視点:マツダJ-ABC価値分析、トヨタ生産方式、
             その他手法のものの見方
             演習2~サンプル動画①に対するロスの抽出
             演習3~サンプル動画②で演習1&2の応用

3. 研究テーマに関して(ゼミ)
(1) 各自想定の研究テーマ(事前課題)の内容の報告
(2) 次回までの自主活動内容の確認

2日目 2024年3月3日(月) 

4.研究テーマの報告と協議(ゼミ)
(1)報告:動画および調査のやり方、調査結果
(作業山積表)、ロス分析(分かったこと)、改善案
(2)協議:各プロセスで良かった点、改善点、参考点などを出し合う
(3)まとめ:感想、今後の活用、他 

5.改善実施以降のプロセスのポイント(講義)
(1)改善計画立案
(2)改善実施
(3)効果の確認
(4)歯止め 1日×2回(インターバル研修)

研修費助成制度

東広島市:ものづくり技術高度化研修事業助成対象です。

呉市:中小企業人材育成研修費補助対象です。