ねらい
近年は先行きが不透明で、将来の予測が困難な経営環境になっている。そのような環境下、お客様のニーズに対応するために
最も必要とされるスキルは、目標がはっきりしておらず、いくつかの異なる目標があり正解が一つだけでない「複雑な問題解決」、
および前提が妥当かリスクはどこにあるかを明確にするクリティカル・シンキングである。
本コースは、人が陥りやすい思考の偏りや先入観を自覚して正しい判断ができるように、先ずクリティカル・シンキングを習得し
問題を発見しその真因を分析して解決行動ができる方法を習得する。演習題材は、複雑な問題解決を体験するものであり、
実際に発生した事案を基に構成した実践的な内容となっている。
なお、本コースでは学術的に検証または実務的に効果が実証された原則やフレームワークを用いる。
プログラム 9:30~16:30 < 昼食休憩 12:00~13:00 >
【1日目】
1.クリティカル・シンキング,ロジカル・シンキングとは何か?
2. 原因の理解
(1)ものごとの原因
(2)人の行動の原因
3.問題解決
(1)メタ認知
(2)目標が明確な問題解決の基本
(3)目標が明確でない問題解決の基本
4.演習
(1)ロジック・ツリー
(2)後戻りができないキャリア問題
【2日目】
1.クリティカルシンキングとメタ認知
2.複雑な問題解決の演習
(1)架装車両製作依頼に関する問題解決と意思決定
(2)発表、コメント
3.まとめ