ねらい

 自動車用電気電子部品は高機能化・集積化・統合化が進んできており、かつ、フロントローディングによる開発が求められている。しかし、EMCは各種の最終性能確認で性能確保をしている状況である。そこで、各種の部品EMC試験法を一つの文書にまとめたJASO TP 23002を理解し、効率的な開発を目指す。

到達目標

 EMC部品試験規格の背景や、試験前に実施すべきことを理解することで、フロントローディングによる効率的な開発の一助となり、手戻りをなくすことが可能となる。

プログラム 9:30~16:30 < 昼食休憩 12:00~13:00

1. JASO TP 23002「自動車用電気電子部品のEMC試験法に関するガイダンス」発行の背景
2. 自動車用電気電子部品へのEMC性能の要求
3. 各種部品試験法の背景
4. テストプランの必要性
5. 試験運用への要求
6. グループワークによる演習

 ※講座の中で、JASO TP 23002を教科書として使用しますので、参加者(もしくは参加者所属団体)にて用意し、事前に読んでおいてください。

研修受講料助成制度

東広島市:ものづくり技術高度化研修事業助成対象です。

呉市:中小企業人材育成研修費補助対象です。