ねらい
人の動作改善の考え方/取組み方を理解し、動画の活用による自職場の作業改善演習を通じて、実践的で効率的な生産性向上につなげます。現在では身近にあるスマートフォン、Microsoft Excelを活用するので誰でも簡単に動作分析をする手法を習得できます。1日目の終了時には作業のムダ削減のテーマを各受講者で設定して持ち帰り、実践して頂きます。2日目には取組み結果を持ち寄り報告・協議をし、改善計画から歯止めまでのプロセスを習得します。
到達目標
- 日常的に人動作の改善が出来るスキルを身に付ける。
- 受講者による報告・協議を繰り返し、効果の確認、歯止めまでの改善プロセスの実践力を習得する。
プログラム 9:30〜16:30<昼食休憩 12:00〜13:00>
1日目 2026年2月5日(木)
- 生産性とは(講義)
(1) 生産性の定義
(2) 生産性と人動作の関係 - 人動作の改善の進め方(講義)
(1) 現状調査:動画活用、作業山積表のポイント
演習1~サンプル動画①-作業山積表の作成
(2) 分析の視点:マツダJ-ABC価値分析、トヨタ生産方式、
その他手法のものの見方
演習2~サンプル動画①に対するロスの抽出
演習3~サンプル動画②で演習1&2の応用 - 研究テーマに関して(ゼミ)
(1) 各自想定の研究テーマ(事前課題)の内容の報告
(2) 次回までの自主活動内容の確認
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2日目 2026年3月5日(木)_ - 研究テーマの報告と協議(ゼミ)
(1)報告:動画および調査のやり方、調査結果
(作業山積表)、ロス分析(分かったこと)、改善案
(2)協議:各プロセスで良かった点、改善点、参考点などを出し合う
(3)まとめ:感想、今後の活用、他 - 改善実施以降のプロセスのポイント(講義)
(1)改善計画立案
(2)改善実施
(3)効果の確認
(4)歯止め 1日×2回(インターバル研修)
研修受講料助成制度
東広島市:ものづくり技術高度化研修事業助成対象です。
呉市:中小企業人材育成研修費補助対象です。
受講者評価平均 | 総合評価:4.5 |
業務に応用できる:4.5 | |
日数/時間 | 1日x2回 |
開催日/受講期間 | 2026年2月5日、3月5日 (9:30〜16:30) |
会場 | 広島テクノプラザ (東広島市鏡山三丁目13番26号) |
会場アクセスURL | https://www.h-techno.co.jp/access/ |
対象 | 製造業,サービス業,農業など 業種を問わず人的作業のムダを削減したい方 |
持参物 |
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定員 | 10名 |
申込締切日 | 2026年1月15日 |
受講料 | 35,530円(テキスト代,消費税含む) |
講師 | 佐々木 尚樹 NAO中小企業診断士事務所 マツダ㈱で、生産技術の開発・量産化でモノ造りの 基礎を固め、VA/VEで材料・モノ造りの視点から 造り易さを追求し、部品メーカさんとの 改善活動(J-ABC)で自動車部品の素材から組立まで の工程改善を経験。 現在は、中小企業基盤整備機構等にて食品製造や多品種少量の設備製造会社等の改善も実施中。 また、中小企業大学校他で、改善に関する講師を務め これらの経験から幅広い領域の改善に応えることが 出来ます。改善のプロを目指しましょう。 |