ねらい

 本研修の目的は,機能安全について個別の国際標準が現実にはプロセス標準になっているところを、
そもそも安全とはという観点から掘り下げて個別システムのGoalを導き出す考え方を説明します。
 機能安全標準はプロセス標準であるため、特に安全分析については、
システム段階及びソフトウェア段階での実施には、従来のFMEAでは使いにくいため、
結果等にばらつきがみられます。
 そこで、今回はその中で最初に問題となる安全分析に特にウエイトを置き、
受講者が安全分析を正確にやってみる演習及びその結果のレビューで意見交換をし、
ポイントをつかんでいただきたいと思います。
 最後に、機能安全はソフトウェア工学的には非機能要求の一部であることを知っていただき、
機能安全のために特別な活動をするではなくて、システム開発の一環として
取り組くむように他の国際標準を含め説明します。

プログラム

1日(9:30-16:30)

1.今回の研修の目的
2.国際標準から見る機能安全とは
 ①数ある機能安全規格とその本質 
 ②機能安全規格のGoal
3.会社で導入するにあたって大事なこと
   ①管理者に求められる心構え    
   ②担当者のモチベーション
4.安全分析の仕方
   ①HAZOP、STAMP/STAPを使った安全分析  
   ②ガイドワード
5.安全分析演習(課題“自動車のヘッドライトシステムの異常”)
   ①安全分析演習      
   ②安全分析結果の相互インスペクション
   ③演習及びインスペクションの発表
6.ソフト検証と妥当性検証
   ①検証とは
   ②机上検証のあり方
7.機能安全と要求機能の関係
   ①他規格から見る機能安全の位置づけ
8.まとめ

研修受講料助成制度

東広島市ものづくり技術高度化研修事業補助対象です。
呉市 中小企業人材育成研修費補助対象です。