ねらい
本研修の目的は,読み手に情報を効率的に伝え、読み手の行動を引き出す文章が書けるようになることです。技術者が作成する実用文書には、提案書、報告書、依頼書、マニュアル、議事録などがありますが、まずは文章作成の基本的な考え方や法則を学び、その後実用文書が持つ型と手順を、演習を通して理解します。さらに、実践編として企画書や報告書を作成しますが、その際生成AIを活用して文書に必要な要素、構成等を確認しながら進めます。最後に相互評価及びAIによる評価を行って学習を振り返り到達度を確認します。また、表現方法やメール作成についても改めて見直します。
到達目標
- 分かりやすく説得力のある文書が書ける。
- ビジネスのための文書の法則を知り、負担感なく速やかに文書作成ができる。
- 原則に基づき,自分自身および他人が書いた文書を評価できる。
プログラム 9:30~16:30 <昼休憩 12:00 ~ 13:00>
- なぜ文書作成が苦手なのか?
- 技術としての言語とは?
- 文書作成の基本的考え方と法則を学ぶ
- 実用文書の型と手順を身につける
~トレーニングで誰でもできる~ - 各実用文書の特徴を知る
~何が同じで、何が違うか~ - 自分の表現方法をチェックする(メールも含めて)
~その表現合っていますか~ - 演習①「型と手順に則って文書を作成しよう」~生成AIの活用~
- 演習②「自分の文書を評価しよう」~生成AIの活用~
- 成果と課題
~何ができるようになったのか~
研修受講料助成制度
東広島市:ものづくり技術高度化研修事業助成対象です。
呉市:中小企業人材育成研修費補助対象です。
受講者評価平均 | 総合評価:ー |
業務に応用できる:ー | |
日数/時間 | 1日 |
開催日/受講期間 | 2026年2月19日 (9:30〜16:30) |
会場 | 広島テクノプラザ (東広島市鏡山三丁目13番26号) |
会場アクセスURL | http://www.h-techno.co.jp/access/ |
対象 |
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持参物 |
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定員 | 15名 |
申込締切日 | 2026年1月28日 |
受講料 | 22,330円(テキスト代,消費税含む) |
講師 | 永尾 和子 元広島県指導教諭として県下の国語科教員を指導。 また、放送部顧問としてアナウンス・朗読の指導や ラジオ・テレビ作品の制作を行い 全国大会での受賞歴多数。 教科経営法を広島県で初めて提唱 学習指導要領の伝達文書作成にも関わった。 教科書・問題集の分析、総合的な学習や 小論文指導にも取り組み 第一学習社の小論文教材作成にも関与。 公立高校退職後は広島なぎさ中学校 高等学校の副校長・校長を務める傍ら 放送大学大学院修士課程 (人文学プログラム)を終了。 受賞歴 文部科学大臣優秀教員表彰 視聴覚中央功労者文部科学大臣表彰 現在は英語通訳技術養成講座の受講や 外国人の日本語指導、県内外の放送部 の指導を行っている。 |