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E11:慢性不良の顕在化と改善シナリオ_2025年10月8日 (9:30〜16:30)
E11:慢性不良の顕在化と改善シナリオ_2025年10月8日 (9:30〜16:30)

E11:慢性不良の顕在化と改善シナリオ_2025年10月8日 (9:30〜16:30)

20,130

数量

ねらい

慢性的な品質不良は、「長時間にわたって発生し続ける不良」になってしまいます。急激に経営の影響を与えるような致命的な問題ではないのですが、 不良品として少しずつ工程内で選別処理されており、大きな問題にならないが故に放置されがちな不良です。しかし、このような慢性的な不良は積もり積もって企業にとっては多大な損失(品質ロス・コスト)を招いていることが多く、経営を圧迫しかねない根の深い問題なのです。本研修では、装置、機械などによる生産現場の工程において慢性的に発生する不良を、①原理図という形で原因、問題発生メカニズムを明示する②3現主義と共に事実で裏付けする③原因を1問題⇒原因⇒対策方式で除去し,ゼロ化を図るというステップを踏んで不良ゼロ化の定着を目指す地道な草の根の活動を提案します。


到達目標

装置、機械など生産現場の工程における慢性的不良に対し、ステップを踏んで不良ゼロ化の定着を目指す地道な草の根の活動を実践できるようになる。


プログラム 9:30〜16:30<昼食休憩 12:00〜13:00>

  1. 現在の慢性不良に対する現状理解と経営者の認識
    1)一般的な企業の実態
    2)一般的な企業の品質に対する考え方
    ・検査では100%の品質保証はできない。
    3)顧客の視点
    4)一般の企業が抱える課題と改善の方向
  2. 現在の品質保証
    1)新製品開発における品質造り込みの甘さ
    2)行き過ぎた分業体制と弱い品質監査体制
    3)弱い製造部門
    4)品質教育の軽視と結果としての弱い問題解決力
  3. 正しい品質保証のあり方
    1)品質保証と品質管理
    ・T社の品質保証の基本的考え方
    2)品質保証のしくみ構築の基本的な考え方
    3)良品条件(設計条件・生産条件・製造条件)
    4)品質保証鳥瞰図
  4. 品質保証の管理ツール
    1)製造部門の維持管理
    ・改善活動鳥瞰図
    2)目で見る管理
    ・異常管理(目で見る管理と見える化)
    3)品質チェック・検査
    ・基本は全数確認・全数検査
    4)スタッフ部門の役割と責任
    5)現地気質
  5. 問題解決力の更なる強化
    (実習)品質保証のためのツールとその使い方の理解

研修受講料助成制度

東広島市:ものづくり技術高度化研修事業助成対象です。
呉市:中小企業人材育成研修費補助対象です。


受講者評価平均 総合評価:4.0
業務に応用できる:4.3
日数/時間 1日
開催日/受講期間 2025年10月8日 (9:30〜16:30)
会場 広島テクノプラザ(東広島市鏡山三丁目13番26号)
会場アクセスURL https://www.h-techno.co.jp/access/
対象 品質保証、検査担当経営幹部
管理者、担当者
持参物
  • 筆記用具
  • 解決したい慢性不良の事例
定員 20名
申込締切日 2025年9月16日
受講料 20,130円(テキスト代,消費税含む)
講師 川口 恭則

㈲品質経営委嘱コンサルタント:KEアシスト
トヨタ自動車(株)生産技術、生産調査室、元町工場
トヨタ海外出向者育成部門GPC主査として
グローバル人材育成制度構築
出向者・現地人管理監督者指導
国内中堅精密機械メーカー転籍
品質管理部長・工場長歴任。
中部産業連盟上席主任コンサルタントとして国内企業
メキシコ自動車部品メーカー等多数指導
(有)品質経営委嘱コンサルタントとして
広島地区中堅自動車部品メーカー指導中。

 

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