ねらい
自動車用電気電子部品は高機能化・集積化・統合化が進んできており、かつ、フロントローディングによる開発が求められている。しかし、EMCは各種の最終性能確認で性能確保をしている状況である。そこで、各種の部品EMC試験法を一つの文書にまとめたJASO TP 23002を理解し、効率的な開発を目指す。
到達目標
EMC部品試験規格の背景や、試験前に実施すべきことを理解することで、フロントローディングによる効率的な開発の一助となり、手戻りをなくすことが可能となる。
プログラム 9:30〜16:30<昼食休憩 12:00〜13:00>
- JASO TP 23002「自動車用電気電子部品のEMC試験法に関するガイダンス」発行の背景
- 自動車用電気電子部品へのEMC性能の要求
- 各種部品試験法の背景
- テストプランの必要性
- 試験運用への要求
- グループワークによる演習
※講座の中で、JASO TP 23002を教科書として使用しますので、参加者(もしくは参加者所属団体)にて用意し、事前に読んでおいてください。
研修受講料助成制度
東広島市:ものづくり技術高度化研修事業助成対象です。
呉市:中小企業人材育成研修費補助対象です。
受講者評価平均 | 総合評価:− |
業務に応用できる:− | |
日数/時間 | 1日 |
開催日/受講期間 | 2025年11月26日 (9:30〜16:30) |
会場 | オンライン受講:各自PCで受講 ゲストとして参加 (Microsoft Teams) |
対象 | 自動車の電装品開発の実務者 |
持参物 | JASO TP 23002(各自で購入のこと) 筆記用具、ノートPC |
定員 | 20名 |
申込締切日 | 2025年11月4日 |
受講料 | 20,130円(テキスト代,消費税含む) |
講師 | 手島 由裕 マツダ株式会社電子性能開発部 EMC/AVC実研グループマネージャ 自動車メーカーで長らくオーディオ /ラジオノイズ開発に従事し 2016年よりEMC開発を兼務。社外では 自工会EMC分科会、自技会CISPR分科会委員 として国際規格/JASOの制改訂に携わる。 |