ねらい
近年は先行きが不透明で、将来の予測が困難な経営環境になっている。そのような環境下、お客様のニーズに対応するために最も必要とされるスキルは、目標がはっきりしておらず、いくつかの異なる目標があり正解が一つだけでない「複雑な問題解決」、および前提が妥当かリスクはどこにあるかを明確にするクリティカル・シンキングである。本コースは、人が陥りやすい思考の偏りや先入観を自覚して正しい判断ができるように、先ずクリティカル・シンキングを習得し問題を発見しその真因を分析して解決行動ができる方法を習得する。演習題材は、複雑な問題解決を体験するものであり、実際に発生した事案を基に構成した実践的な内容となっている。なお、本コースでは学術的に検証または実務的に効果が実証された原則やフレームワークを用いる。
到達目標
- クリティカルシンキング、ロジカルシンキングとは何かなぜ必要かを説明できる
- 定義や前提が不明確な問題において
・限られた情報の中でロジックツリーが作成できる
・リーダーとしての解決行動を導出できる
プログラム 9:30 – 16:30 <昼食休憩 12:00 – 13:00>
1日目
- クリティカル・シンキング,ロジカル・シンキングとは何か?
- 原因の理解
(1)ものごとの原因
(2)人の行動の原因 - 問題解決
(1)メタ認知
(2)目標が明確な問題解決の基本
(3)目標が明確でない問題解決の基本 - 演習
(1)ロジック・ツリー
(2)後戻りができないキャリア問題
2日目
- クリティカルシンキングとメタ認知
- 複雑な問題解決の演習
(1)架装車両製作依頼に関する問題解決と意思決定
(2)発表、コメント - まとめ
研修費助成制度
東広島市:ものづくり技術高度化研修事業助成対象です。
呉市:中小企業人材育成研修費補助対象です。
受講者評価平均 | 総合評価:4.7 |
業務に応用できる:4.7 | |
日数/時間 | 2日間 |
開催日/受講期間 | 2025年10月16日~10月17日 (9:30~16:30) |
会場 | 広島テクノプラザ (東広島市鏡山三丁目13番26号) |
会場アクセスURL | https://www.h-techno.co.jp/access/ |
対象 | リーダーおよびリーダー候補 |
持参物 |
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定員 | 20名 |
申込締切日 | 2025年9月24日 |
受講料 | 31,130円(テキスト代,消費税含む) |
講師 | 堀 智博 ㈱マツダE&T 自動車メーカーで自動車の基本設計に従事した。 現在は、㈱マツダE&T執行役員として車両の カスタマイズ事業の事業統括を担当するとともに 人材育成にも取り組んでいる。 |