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C28:プラスチック 材料/工法の基礎と実務_2026年2月27日 (9:30〜16:30)
C28:プラスチック 材料/工法の基礎と実務_2026年2月27日 (9:30〜16:30)

C28:プラスチック 材料/工法の基礎と実務_2026年2月27日 (9:30〜16:30)

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ねらい

プラスチック材料は今や様々な産業にとって不可欠の存在となっている。自動車産業においても、環境性能を狙った軽量化を背景に使用量は増加傾向である。昨今のマテリアルリサイクルのニーズに応えるためにも、樹脂の特性や強み、弱みを十分把握したうえでの製品設計・工程設計がとても重要である。この研修では、プラスチック材料を構成する高分子物質の基礎を高校化学レベルで解説したうえで、プラスチック材料の物性等の概要と射出成形法を中心とする工法と、また射出成形のCAEのしくみと活用プロセスの理解を深めることで、その強み弱みを基本から理解し、製造管理や新規樹脂部品開発などの応用に役立てることを目的としている。


到達目標

  • プラスチックの基本的な分子構造・組成と性能について説明できる。
  • 自動車用プラスチックの種類と基本的な選定方法について説明できる。
  • 射出成形工法の仕組みとその強み弱み、代表的な成形不具合の発生要因について説明できる。
  • 射出成形シミュレーションの仕組みとその強み弱みについて説明できる。

プログラム 9:30〜16:30<昼食休憩 12:00〜13:00>

  1. プラスチックとは何か。高分子とは何か。
  2. 高分子の形態、個体構造、物性
  3. 主に自動車に使われるプラスチック材料の特徴、汎用樹脂からスーパーエンプラ
  4. プラスチックの種々の成形法、加工法
  5. 射出成形法の原理と構造
  6. 射出成形における生産効率の高いプラスチック部品設計の視点
  7. 射出成形CAEの原理と種々の成形不良現象の予測
  8. 寸法不良現象の発生する要因
  9. 繊維強化樹脂活用の課題と射出成形CAEでの予測の現状
  10. 自動車産業におけるプラスチック部品開発プロセスの課題と期待

研修受講料助成制度

東広島市:ものづくり技術高度化研修事業助成対象です。
呉市:中小企業人材育成研修費補助対象です。


受講者評価平均 総合評価:4.5
業務に応用できる:4.1
日数/時間 1日
開催日/受講期間 2026年2月27日 (9:30〜16:30)
会場 広島テクノプラザ
(東広島市鏡山三丁目13番26号)
会場アクセスURL https://www.h-techno.co.jp/access/
対象 製造部門、生産技術部門、製品設計部門の技術者
管理者
特に、新たに樹脂領域の業務に携わる製品設計者
製造技術者、管理者など
持参物 筆記用具
定員 20名
申込締切日 2026年2月4日
受講料 20,130円(テキスト代,消費税含む)
講師 谷澤 浩樹
広島大学デジタルものづくり教育研究センター
特任教授
マツダ(株)生産技術部門に35年勤務。
プラスチック部品の量産準備、工場建設、部品開発
に従事。また同社における“モノづくり革新”の
プラスチック領域を推進。
2024/4より広島大学デジタルものづくり
教育研究センターに所属。
材料MBR(モデルベースリサーチ)部門にて
研究活動に従事。

 

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