ねらい
現在は顧客の趣味・センス・経験に合っているという「意味的価値」を含めた”統合的な価値”を高めていくことが求められています。そうした「意味的価値」を創り出すプロセスとして「デザイン思考」があり、アップル、ダイソンなどの商品に活用され、総合的な価値を高めています。この講座では、デザイン思考の考え方を学び、与えられた課題(「20年後の当たり前」)をもとにグループワークでデザイン思考の5つのステップ(ただし基礎編は3ステップのアイデア創造まで)に従って課題解決を行い、最後にグループでプレゼンテーションを行います。
到達目標
- デザイン思考に基づく課題設定、課題解決ができる。
- 受講者自身の課題演習を通じ、できるレベルの実践的なノウハウを体得する。
プログラム 9:30 – 16:30 <昼食休憩 12:00 – 13:00>
1.システムデザイン概論
1)システムデザインの進め方(システム思考&デザイン思考)
(注)システムデザインの進め方の中でアイスブレークとして
「マシュマロタワー」のワークショップを行う
2.デザイン思考とは
1)デザイン思考の歴史と効果
2)デザイン思考プロセスのポイント
3.デザイン思考ワークショップ(課題:20年後の当り前)
1)第1ステップ:観察・共感
2)第2ステップ:問題定義
3)第3ステップ:アイデア創造
4.最終プレゼンテーション
研修受講助成制度
東広島市:ものづくり技術高度化研修事業助成対象講座です。
呉市:中小企業人材育成研修費補助対象です。
受講者評価平均 | 総合評価:未実施 |
業務に応用できる:未実施 | |
日数/時間 | 1日間 |
開催日/受講期間 | 2025年9月12日(9:30 – 16:30) |
会場 | 広島テクノプラザ(東広島市鏡山三丁目13番26号) |
会場アクセスURL | https://www.h-techno.co.jp/access/ |
対象 | ものづくりを高い利益や付加価値に結びつけるためにアイデア創出や 仕事の改革に取り組んでいる、あるいは今から取り組みたい方 |
持参物 | 筆記用具 |
定員 | 20名 |
申込締切日 | 2025年 8月22日 |
受講料 | 20,130円 |
講師 | 佛圓 哲朗 公益財団法人ひろしま産業振興機構 香川大学 大学院教学センターセンター長 特命教授(MIT Ph.D.) 自動車メーカーにおいて振動騒音解析技術、車両制御技術 衝突防止技術、電動化技術、次世代商品の企画などに従事したのち 香川大学教授に就任。 研究課題は、デザイン思考に基づく商品の 「統合的価値=機能的価値+意味的価値」の最大化。 マサチューセッツ工科大学(MIT)で博士号(Ph.D.)取得。 |